【脳卒中リハビリ】ぶん回し歩行の原因と対策〜股関節を動かすだけで歩きやすくなる?〜【脳PLUS】
- ー しゅう
- 5月10日
- 読了時間: 2分

はじめに
脳卒中の後、「歩くと足が横に回ってしまう」と感じたことはありませんか?
これは「ぶん回し歩行」と呼ばれる歩き方で、片麻痺(かたまひ)のある方によく見られます。でも実は、この歩き方にはちゃんとした原因と、改善のためのポイントがあります。
今日は、そんな「ぶん回し歩行」について、【なぜ起きるのか?】【どうしたら良くなるのか?】をわかりやすくお話しします。
ぶん回し歩行ってなに?
ぶん回し歩行とは──まっすぐ足が出ず、足を外側に振るようにして歩くことを言います。
麻痺している足が前に出にくくて、
股関節を横に振るようにして、なんとか前に出そうとする
このような歩き方になってしまう方は、少なくありません。
原因は「股関節がうまく上がっていない」こと
ぶん回し歩行の主な原因は、股関節の屈曲(=足を前に上げる動き)が弱くなっていることです。
つまり、足をまっすぐ前に出したいのに、股関節がうまく曲がらないため、横に回して出すしかなくなっている状態なのです。
そのままにしておくと──
骨盤や腰への負担が大きくなる
転びやすくなる
歩くスピードが上がらない
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